憧れていたスーパーマンに本当になってしまったら。「SHAZAM!」の映画レビュー・感想。(ネタバレなし)

 今回の作品は「SHAZAM!」です。

 DCコミック原作の映画化で、コナンと真逆のキャッチフレーズで日本でもかなりメディアで広告されていたような気がします。

 公開時には観に行けなかったのですが、今回Netflixに追加されたので観てみました。

目次

あらすじ

SHAZAM! 公式

身寄りのない思春期ど真ん中の子供、ビリー。ある日突然、彼は魔術師からスーパーパワーをゲット!「SHAZAM!(シャザム!)」それは、最強でサイコーな魔法の言葉!これを唱えれば、筋肉ムッキムキ!稲妻バッキバッキ!のスーパーヒーローに変身できるのだ!ヒーローオタクのフレディといっしょに、悪ノリ全開!止まらない!そんなスーパーパワー絶賛ムダづかい中のビリーの前に、科学者Dr.シヴァナが現れる。手に入れたスーパーパワーのために、フレディがさらわれてしまう・・・

シャザム!公式ページ

キャスト

ヒーロー(シャザム):ザッカリー・リーヴァイ
ビリー・バットソン:アッシャー・エンジェル
フレディ・フリーマン:ジャック・ディラン・グレイザー
ドクター・シヴァナ:マーク・ストロング

予告

YouTube

感想

 メディアなどで紹介されているのをよく見かけたこの作品でしたが、なぜか映画館に観に行っていませんでした。
 Netflixに最近追加されたので、気になって観てみたんですが、かなり面白かったです。

 DCコミックスについて、正直マーベルに押され気味で、ダークナイトのようなブラックな作品で差別化を図りにいっているのかなあなんて以前は思っていました。 
 しかし、ここ数年でその雰囲気も変わり、かなりマーベル作品に寄せるような(こんなこと言ったら怒られるかな笑)王道路線の作品も多数出てきており、アメコミスタイルの作品制作にかなり力を入れているような印象です。
 実際、キャラクター自体は、リアルに近い雰囲気で、魅力がありますよね。

 で、そんなDC制作の本作ですが、一言でいうと、「楽しかった」です。

 キャラクター皆若くて可愛いし、ヴィランも精神年齢低めで幼くて可愛いし、飽きずに観られます。

 これも賛否両論あるかと思いますが、「アイリッシュマン」のマーティンスコセッシ監督が言った、マーベル映画はアトラクションだという発言がありましたよね。
 この作品もDC映画とはいえある種「アトラクションに近いもの」を感じました。

 僕自身としては、それは全く悪いことではないと思っており、「アトラクション映画」というジャンルがあってもなんら問題ないじゃないか、それも映画だろうという考えなので、決して卑下しているわけではありません。
 とにかく皆でわいわい観れる楽しい作品だなという感想でした。

好きなシーン

 僕が本作で好きだったシーンは、ビリーが、変身するときに「SHAZAM!」と叫ぶシーンです。

 このSHAZAM!という言葉、本作で説明されていましたが、頭文字をとった略語なんです。それも面白いなと思いましたし、ということは、このヒーローの名前はなんにでもできるなというわくわくもありますよね。

 少年が声変りをしていない高い声で合言葉を叫び、その言葉でスーパーヒーローに変身する。子供心をくすぐられました。

さいごに

 本作も終わりでちらっと他のキャラクターと繋がりましたね、今後のDC映画からも目が離せません。楽しみです。

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この記事を書いた人

服と音楽と映画。主にインスタで音楽や好きなものについて語ってます。

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